Sunday, July 29, 2012

ROAD MOVIE





最近、思うことがある
ロードムービーのような写真を撮りたいと

Recently, I think that
I want to take photographs like a road movie.


さて、旅に出ようか

Go out on a journey.



7.29

Lake

Forest
I think, this is similar to Yosemite.

Forest

Wood



July 29, 2012

Friday, July 6, 2012

MARRIAGE and WHISKY

これは、以前のブログにも載せたお話





結婚(恋愛)というものはウイスキー作りに似ているという話。


ウイスキー作りは恋愛に似ている。それも熱いだけの若者の恋じゃなく、じっくりと時間をかけた大人の恋愛。
そこに必要なのは、信念と努力と本当の愛情。


ウイスキー作りの第一段階は、大麦の「発芽」と「乾燥」。
大麦を水に浸して適切な温度に保つと発芽して芽と根が出てくる。
これがウイスキーの原料となる「麦芽」である。
そして、石炭やピートを使い乾燥させる。こうすることで、ウイスキー独特の香りになるのである。

恋愛で言うところ、相手のことを気になり始めて、どうアプローチしようか悩んでいるというところだろう。

次にウイスキーは、「糖化」という段階になる。乾燥した麦芽を粉砕し湯水を加えて撹拌するとでん粉が麦芽糖という糖分に変身する。

この段階はいわば芽生え。相手に告白し、付き合い始めた頃だろう。
相手の良い所しか見えない甘い甘い時期だろう。

そして次に「醗酵」。糖化させた麦汁を濾過し、冷やして酵母を入れると醗酵によって甘い麦芽糖が辛いアルコールになる。醗酵時間が大事で、長すぎると酸味が出てしまう。

この時期は恋愛でも難しい、喧嘩したり焼きもちを焼いたりする時期。
しかし、これは愛情が深まるからこそのトラブルではないではないだろうか。


そしていよいよ「蒸留」である。醗酵によってできたウォッシュを繰り返し蒸留することで無色透明な原酒ができる。

これまで、様々なトラブルを乗り越えてきた男と女の恋愛を蒸留すると、最後には何が残るだろうか。





最後に残るもの、それが「覚悟」である。共に人生を戦って行こうという覚悟。
どんな男女でも好き嫌いで一緒にいられるのは5年か10年。本当の愛情はここから始まる。

そう、その本当の愛情とは、つまりは「結婚」である。

しかし、蒸留しただけの酒は荒々しくて、とても飲めたものではない。(実際に蒸留所を見学した人は分かると思うが)
そこで蒸留した酒は、樽に入れ「貯蔵」する。

それも10年20年30年と。
ウイスキーを作るのは最後は時間である。その間にいろいろな事が起こる。


男と女も共に同じ時間を重ねる事で、互いの心が混じり合って、本当の愛情が生まれるのではないだろうか。
その何十年と重ねた時間が深い愛情となって、つまりは素晴しいウイスキーになっていく。


結婚はゴールではなくて、スタート。どういうウイスキーにするのか、どういうウイスキーになっていくのか。
それは二人がどういう時間を重ねるかということではないか。


そして、素晴しいウイスキーになることを祈って。







ひとつ気になるのは、男性と女性のどちらがウイスキーなのか、樽なのかということ。

やはり、女性という樽がいることで、ウイスキーという男性が時間をかけて素晴らしいものになるのではないだろうか。